【ランニングシューズレビュー】Nike Air Zoom Tempo Next% Flyknit ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%

ランニング

NIKEのランニングシューズの中でもスピード系に属するテンポネクストです。
一般的にはサブ3~3.5の方が使用するモデルだと思いますが、サブ5の私が愛用しているシューズです。
本来は『アルファフライ』や『ヴェイパーフライ』を使用しているシリアスランナーの練習用に耐久性を持たせた練習シューズの位置づけのようですが、私のような非シリアスランナーにも十分適用があると感じています。
本記事では、あまりレビューされないであろう非シリアスランナー視点でレビューさせていただきます。

最初にお断りをさせていただきますが、サブ5のランナーが『テンポネクスト』を履くな!というご意見があることは重々承知しております。形から入りたいタイプの私は、大迫選手やキプチョゲ選手を真似て『ヴェイパーフライ』や『アルファフライ』を履きたいのを我慢して(後で書きますが、履けないのですが…)いることをご承知おきください。(笑)

Nike Air Zoom Tempo Next% Flyknitの概要

基本情報

メーカーNIKE
モデルAir Zoom Tempo Next Flyknit
重さ258g(26.0cm)
ミッドソール前足:Zoom X フォーム
ヒール:React フォーム
前足部の下に2つのズーム エア ポッド
価格\24,200
基本情報

NIKEホームページより

あなたの目標が世界記録の更新でも、自己ベストの更新でも、レースの日の勝利はトレーニングから始まる。ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%は、数値で確認できる効果を発揮。毎日のトレーニングランとレースのギャップを埋めながら、より効率的なランをサポートする。

「これは、スピードアップを目指したトレーニングをサポートするシューズ。レースに向けて体を準備するのに役に立つ」Nikeプロダクトマネージャーのエリオット・ヒースは語る。「ネクスト%のテーマは、常に向上し続けること」

https://www.nike.com/jp/running/zoom-tempo

構造


私が最も重要視しているのがミッドソール内のフルレングスのプレートがカーボンではなく合成素材が使用されていることです。なぜなら、カーボンプレートは私のような非シリアスランナーには合わないからです。『ヴェイパーフライ』や『ズーム フライ 3』も着用していた期間がありますが、どうしても足が負ける感覚になります。『ヴェイパーフライ』は見た目が好きなので『ヴェイパーフライ2』も購入して、なんとか履きこなせないかをチャレンジしましたが、しっくりくることは無かったです。一方で『テンポネクスト』はカーボンよりも柔らかい構成素材のプレートが使用されているので、非力なランナーでも十分に履きこなせる感覚があります。

次のポイントは、前足部の下に2つのズーム エア ポッドが配置されていることです。『アルファフライ』に搭載されたエアポッドですが、下位モデルにはとうさいされていないため、エアポッドの反発とエネルギーリターンの恩恵を受けたければ上位モデルを着用する必要があります。

着用感

サイズ感

ご自身のマイサイズからハーフサイズアップをお勧めします。
私のランニングシューズのマイサイズは29.0cmですが、29.5cmを着用しています。
正確に言うと、今は29.5cmを着用しています。
テンポネクストは2足履きつぶして今は3足目です。
1足目、2足目は29.0cmを着用していましたが、3足目を購入する際に少し窮屈さを感じていたために、29.5cmを購入しました。結果、29.5cmが正解だったようです。
29.0cmと29.5cmの違いは、ランニング中に足が浮腫んで来たときに楽だなと感じました。具体的には10km通過した頃に足の疲労が少ないような印象です。プラシーボ的な効果かも知れませんが、感覚的にはハーフサイズ上げたことによる恩恵は結構大きく感じます。

AIR ZOOM PEGASUS 3629.0cm
AIR ZOOM PEGASUS 3729.0cm
AIR ZOOM PEGASUS 3829.0cm
PEGASUS TURBO NEXT NATURE29.0cm
REACT INFINITY RUN29.0cm
REACT INFINITY RUN229.0cm
ZOOM X VAPORFLY NEXT%29.5cm
ZOOM X VAPORFLY NEXT%229.0cm
【参考】マイサイズ一覧

フィット感

シューズの中に足を入れた時のフィット感は高めです。
但し、締め付け感が強いわけではなく適度なフィット感であると感じます。
このフィット感は各所に必要最低限のパーツを配置し、伸縮性のあるフライニットを使用することによる設計力とテクノロジーの高さが為せる技だと思います。
話はそれますが、『ヴェイパーフライ』も『ヴェイパーフライ2』でフライニットに変更されて、格段にフィット感が良いと感じました。好みもあると思いますが、通気性とフィット感を考えるとフライニットは外せません!そして、私はペガサスシリーズとの決別となりました…(38を最後に購入していません。)

使用感

反発力

プレートとエアポッドの恩恵により、想像通り反発力は抜群です。
適度な合成と反発で気持ちよく走ることができます。
カーボンプレートを装着した『ヴェイパーフライ』や『ズーム フライ3』とは違い、適度なクッション性と反発を感じることができます。私の感覚では『ヴェイパーフライ』は走らされている感覚があり、『ズーム フライ3』は柔らかすぎ(プレート起因ではない気がしますが)で反応が悪い印象を持っています。
一方で『テンポネクスト』はスピードが遅くても早くても、それに伴うリターンをもらえる印象があります。

安定性

厚底の分、安定性は低いと考えられますが、サブ5ランナーの私の筋力でも安定性に不安はありません
前足部の接地部が大きいために走行時の安定感はありますし、私レベルのスピードではコーナーでも不安を感じたことは無いです。

通気性

私のシューズ選びの上位にくる必要機能です。
NIKEのランニングシューズの中ではトップクラスに通気性が良いです。
フィット感でも記載させていただきましたが、ペガサスは通気性に課題があり決別しました。(別の要因もありますが…)
私は冬以外にラン中に足中が熱くなって脱ぎたくなる衝動を我慢していることがありましたが、フライニット系のシューズであればほぼ大丈夫です。(PEGASUS TURBO NEXT NATUREはイマイチですね。)

耐久性

耐久性がこのシューズ最大の課題と言えます。
エアポッドが破損しておさらばになることを想定していたのですが、実は違うところが毎回破損します。
破損個所はソールのエアポッドがなくなる薄い部分が切れます。(下記写真の部分)

最初は小さな亀裂が入るだけ(普通に使用できる)なのですが、走行距離が増えるのと比例して亀裂が広がり、最後は前後ろが完全に切り離された状態になってしまいます。そうなると、左右の感覚が全く異なるのでご愁傷様ということになります。
私の走り方に問題があるからこのような破損をすると考えました。しかし、1足目、2足目は左足に破損が発生し、3足目も覚悟をしていたらなんと右足に破損が発生しました。(左足は今のところ無傷)
なんとなく、元々構造的に弱いことは間違いないと思うのですが、生産上のばらつきで寿命が決まっているような気がします。
そうはいっても、感覚的には300km以上は着用できているので、致命的ではないと判断しています。

総合インプレッション

冒頭にも記載させていただきましたが、このシューズのコンセプトは『シリアスランナーの練習用に耐久性を持たせた練習シューズ』だと思いますが、NIKEさんの意に反して私のような初級者でも十分に使用できるシューズです。
私はスニーカー好きなのでシューズに対しての想いは、一般の方よりもあると思います。
なので、自分が気に入らない(かっこよくない)シューズでランをしても全然モチベーションが上がりません。
やはり、上位機種の方がかっこいいし履いていてテンションが上がります。
一方で上位機種は使用シチュエーションが限られてしまい、初級者には適していません。
そのような歯がゆい思いをしている方にはぜひ使用してもらいたいモデルです!
最上位機種ではないですけど、十分にプロっぽいしかっこいです!

※モチベーションが上がるなら、初級者が最上位機種を使用してもよいと思っています。
 何もしないよりは絶対にましなので!(ケガだけには注意ですが!)
 シューズきっかけでランに目覚めることがあってもいいと思います。(私がそうです。)

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